小松ウォールアイティ 小松ウォールアイティ株式会社

Claude Code はじめてガイド

パソコンの中の「なんでも屋の後輩」を、無理のないペースで使いこなすための、やさしい用語解説つきガイドです。

最終更新:rev1

00これは何のガイド?

この会社で興味を持ってくれた人だけに向けた、最初の一歩用の資料です。

Claude Code(クロード・コード)は、パソコンの中の資料づくりや整理を手伝ってくれるAI(人工知能)の道具です。文章で「お願い」すると、パソコンの中のファイルを開いたり、作ったり、整理したりしてくれます。

難しい専門用語がたくさん出てくるので、最初は誰でも「???」となります。このガイドは、その「???」を1つずつほどくためのものです。

たとえるなら:パソコンの前にすごく気の利く後輩が座っていて、「この資料、こういう形にまとめておいて」とお願いすると、代わりに手を動かしてくれるイメージです。仕事の進め方や最終判断は、これまで通り自分(人間)が決めます。

013つの顔がある

同じアプリの中に、役割の違う3つの窓口があります。

名前何をする担当か
Chat(チャット)雑談・相談の相手。ファイルには触れない。「ちょっと聞きたい」の窓口。
Cowork(コワーク)資料づくりやリサーチを、ある程度自分で進めてくれる担当。パソコンが起動している間だけ動く。
Code(コード)実際にファイルを読み書きする担当。変更は必ず一つずつ、人が確認しながら進む。このガイドで主に扱うのはこれ。

02よく出てくる言葉の意味

説明なしで使われがちな言葉を、開いて確認できます。タップして開いてください。

Permission Mode(パーミッション・モード)
「どこまで自動で進めていいか」の設定。まず慣れるまでは「毎回確認する」にしておくのが安全です。
例:ファイルを書き換える前に「これでいいですか?」と毎回聞いてくる状態。
CLAUDE.md(クロード・エムディー)
フォルダに置いておく「このフォルダはこういう場所です」というメモ書きファイル。AIが最初に読んで、状況を理解するために使います。
例:「このフォルダは経理の書類が入っています」と書いておくと、AIがそのつもりで動いてくれる。
Connector(コネクター)
Gmailやカレンダー、Notionなど、外部のサービスとAIをつなぐための「接続ボタン」。クリックするだけで連携できます。
例:カレンダーとつなぐと、「来週の予定を教えて」に答えられるようになる。
MCP(エムシーピー)
Connector の裏側にある技術の名前。「AIと外部サービスをつなぐ差し込み口の規格」だと思えば十分です。日常的にこの言葉を覚える必要はありません。
Skill(スキル)
「議事録を作る手順」「請求書を作る手順」のような、特定の作業のやり方をまとめたパッケージ。頼めばAIが自動で必要なものを選んで使ってくれます。自分で呼び出す操作は基本不要です。
Worktree(ワークツリー)/並列セッション
同時に複数の作業を、お互いに邪魔せず別々に進める仕組み。最初のうちは意識しなくて大丈夫。1つの作業に集中する使い方で十分です。
Diff(ディフ)
「変更前」と「変更後」を色分けして見比べる画面。赤が消えた部分、緑が追加された部分です。変更を承認する前に必ず確認する画面です。
Side Chat(サイドチャット)
本題の会話とは別に、ちょっとした質問だけをする小窓。「今の話はそのままで、別件をちょっと聞きたい」時に使います。
Routines(ルーティン)/自動実行
「毎朝7時に◯◯をやっておいて」のように、決まった時間に自動で動かす予約機能。パソコンの電源を切っていても動くタイプと、パソコンが起動していないと動かないタイプがあります。
Computer Use(コンピューター・ユース)
AIにマウスとキーボードを渡して、画面を実際に操作してもらう機能。便利な分、扱いには注意が必要です(詳しくは「5つの約束」を参照)。最初は使わなくてOKです。
Effort(エフォート)
AIにどれだけ本気で考えさせるかの強さ調整。軽い作業は「low」、じっくり考えてほしい作業は「high」のように切り替えます。迷ったら初期設定のままで問題ありません。

03最初の10分でやること

この順番でやると、一番つまずきにくいです。誰かと一緒に、実際にパソコンを開きながらどうぞ。

04安全に使うための5つの約束

難しいルールではなく、慣れないうちの「お守り」だと思ってください。

  1. 最初は必ず「毎回確認する」モードで自動で進める設定は、慣れてから少しずつ。
  2. 触らせたくないもの(パスワード・通帳・個人情報)には近づけない最初からそういう作業を頼まない、が一番簡単な対策です。
  3. 大事な操作は必ず自分の目で確認してから進めるDiff(変更前後の比較画面)を見てから「OK」を押す習慣を。
  4. わからない・不安な時は、その場で止めていい最後まで自動で終わらせる必要はありません。
  5. 困ったら1人で抱えず、すぐ聞く聞くのは失敗じゃなく、正しい使い方です。
🛑 急いで止めたい時
  1. キーボードの Escキー を押す(今の作業を中断)
  2. それでも不安なら、その機能のスイッチをOFFにする
  3. 最終手段:アプリを閉じる

05まず触ってみる、3つのお願い

いきなり難しいことは頼まなくて大丈夫。まずはこのくらいから。

やさしい 「この文章、誤字がないか確認して」

短いメモやメールの下書きを渡して、チェックしてもらう。一番リスクが少なく、効果を実感しやすい使い方です。

やさしい 「この箇条書きを、読みやすい表にまとめて」

雑多なメモを整理してもらう。ファイルへの書き込みはまだ発生しない、会話だけのお願いから。

少し慣れたら 「練習フォルダの中のメモを、日付順に並べ直して」

ここで初めてファイルの変更が発生します。Diff(変更前後の比較)画面をしっかり見てから「OK」を押す練習になります。

06慣れていくペースの目安

全部を急いで覚える必要はありません。目安として、無理のない例を置いておきます(横にスクロールできます)。

1回目
15分
開いて触ってみるだけ
2回目
15分
誤字チェックを頼んでみる
3回目
20分
メモの整理を頼んでみる
4回目
20分
練習フォルダのファイルを触らせてみる
5回目
20分
自分の実際の業務で1つだけ試す

07困ったときは

操作でつまずいた、動きがおかしい、なんとなく不安…そういう時は、遠慮なく声をかけてください。「聞く」のがいちばんの近道です。

このガイド自体もまだ試作段階です。わかりにくいところ・足りないところがあれば、そのまま教えてください。